165.夢はでっかく  (新しい支配者はだれだ?・1)
王家の谷から逃げてきた軍人一同。
「これから、どうなるのでございましょうね」と不安げな軍曹と
「ルチ将軍がいなくなってもなんとかなる」と強気のステッラ。
取り敢えず、独裁政権だったために、将軍がいなくなって国は大混乱。
急いで後継者というか次の支配者を決めないとならないらしい。
転がった空き缶だらけの宮殿の中で、今後の方針を話し合ってみる。
「ルチ将軍は軍人だった、だから次の支配者も軍人がいい!」
話し合いっつっても、ほとんどステッラが話してるんだけど。
「私が支配者になる!」
いきなり凄い事を言うステッラ。
逆らうヤツは連行しろと命令されて何か言いかける軍曹に
「アクタ共和国憲法第二条〜!」と言いながらいきなり国家を歌い出す。
渋々命令に従おうとするものの、軍人のほとんどが実はステッラ案に反対。
下手人を繋いだ縄がどんどん長くなってゆくよ………
人望ねぇなー。普段どれほど偉そうなのか。
ちょっと調子に乗ってしまったようです。


166.どんと恋、憎み愛  (新しい支配者はだれだ?・2)

「予感がします、今アクタラバートの宮殿で面白い事がおこります」
その、面白い事って、このことかい、カセイジン。
自称新しい支配者のステッラとヘドロが一色触発の睨み合い。
命はってるのに、『面白い事』呼ばわりとは恐ろしいチミッコ達!
前回に続いて今度は銃を出して物騒極まりないですよ!

ステッラの支配者宣言にすっかりやる気なくダラけてる軍人達、
中庭でダラダラとアクタジュースを飲んでは空き缶を投げ捨て。
前線司令部から帰ってきたヘムラーがそのダラケっぷりにご立腹。
自分だって…なので、あまり他人の事をえらそうに言えないと思うんだけどなー…って、
「私はヘムラー大佐だぞ!」
「わかってるでございますですよ」
「では何故敬礼しない、大佐だぞ!偉いんだ!!!」
気にしてるのは、そっちかよ。どこまでもダメ男です。
しかし、大佐ってことだけでそこまで威張れるなんて萌えます。
ルチ将軍が失脚したためアクタラバードに帰ったものの、軍曹からステッラの事を聞いて
「なぁにぃ〜?スッテラがぁ!?冗談じゃない!」と激怒してすっとんで行きました。
まったく落ち着きの無い大人ですね!

どうせならガンマンスタイルで!というシドロの提案で、
決闘をはじめるステッラとヘドロ。 ぎこちなく流されるレコードの音楽。
5歩歩いて振り向き様に発砲!
なんか変な顔の描かれた弾丸がお互い相打ち。
ヘムラーの乱入で取り敢えず結果引き分けで決闘終了。

「ステッラー!ヤイコラ、ステッラ!」
そう言いながらも、そのまま通り過ぎるヘムラー。
「おや、ヘムラー。隣の部屋に何の用?」
「用なんか無い! いきおいがありすぎて止まらなかっただけだ!」
隣の部屋からそのまま逆走して引き返してくる大佐。死ぬ程可愛い。
「ヤイコラ、ステッラ!」
「おやまぁ、支配者のこの私に向かって随分な言い方だねぇ」

息を荒げて、ステッラの支配者宣言にもの申す!

貴様は俺の部下だぞ
まァ!一度寝ただけで女を急に所有物扱いする男の言うような台詞です。
しかも、かなり激情してるためか一人称が『俺』に変わってます。
「昔はね。でも、可愛がられて、
今ではルチ将軍の一番の側近なのさ」
大佐の物言いに少しも動じず、逆にふてぶてしく言い放つステッラ。
どう可愛がられたのかも気になります。
「ほら、この通り。勲章だっていっぱい貰ってる」
と、胸にいっぱいの勲章(10コ)をつけて見せびらかす彼女。
「私は、大佐だ!私の方が上なんだ!」
負け犬の遠吠え
にしか聞こえませんが、ヘムラー大佐!
なんか、それこそ「それがどうした」って感じだよね。ステッラと口喧嘩なんて10年早い気がする。
「お前は側近でありながら、ルチ将軍を守れなかった!その責任を取れ!」
まぁ、ヘムラー!キミったら、はじめて頭を使ったわ!(プリンプリン調に)
「お前は、軍を辞めろ!」
大佐、それは遠回しのプロポーズという解釈でいいのかな。(違います)
「イヤよ!」
「辞めろ!」
「私は軍人よ、軍人を止めろってことは死ねと言う事よ!」
「そうだとも!殺してやるー!!!!」
そうきたか!
極端すぎ!そんな頭の固さが愛しいわけです。
お互い引かない一方通行の問答の末、結局ダイレクトなガチンコ勝負に発展。
二人でとっ掴み合いの、刺しつ刺されつ乗ったり乗られたりですぜ!!
はぁはぁしちゃうよーよー(萌)
痴話喧嘩を基本放置することにしてヘドロ姐御はランカー様の命令で王家の谷へ。

その間もずっと喧嘩。ふたりとも体力あるなー、空き缶がそこら中に転がってて危ないなー。
ちゅうか、男のヘムラー相手に互角にやりあってるステッラが凄いのか、
それとも、女のステッラ相手にすぐに勝てないヘムラーが駄目過ぎるのか。
なんかちょっと差別的な書き方しましたが、悔しいけど、実際、
おにゃにょこは基本的に野郎の身体能力には劣ってしまうのです。しょぼーん。
だから、ステッラがすごいという事にしよう軍人だし。ヘムラーがいくらヘッポコ大佐でも。
「お前は聞き分けろ!」
「なにもないくせに!」(聞き取れない…)
「くやしー!!!」
それにしてももう無茶苦茶です。

ランカー様のテレビ電話にもまともに応対しようとせずタイマンガチンコ勝負耐久戦。
「今、手が離せないんですよ!」
なんかドキドキしちゃったよ、ステッラの台詞に!(笑)
ああ、ああ、もう、テレビ電話から見たらイチャついてるようにしか見えないかもしれない。
というかもう、二人ともボロボロです。
顔も体もあちこちに×絆創膏が。二人とも美形なのに顔はヤメテ!止めてぇぇぇぇぇぇ!(涙声)
体中に打撲や引っ掻きの痕があるのはまぁ当然といえば当然なのですが、
ステッラの胸のとこにあるのが気になる。
掴んだのか!?掴んじゃったのか!?(何を)
やっだもう!はれんち!(不健全なのはテメェの頭の中だ)
それでも、ヘムラーが動ぜずに攻撃を続けてるってことは、
ステッラたんはこの喧嘩中女性として見られてない可能性がすんげー高い。
前述のとおりの暴言っぷりだしなー今は仕方ないかなー。 ちょっと切ない、けれど。
あ、ヘムラーの股見るの忘れた。(もうだめだ)
後日見たけど、特に何もありませんでした。急所は攻撃しなかったみたいです、ステッラ。
でも、ステッラの尻にバッテンがあった。蝶気になります!!!

いきなり2人の横顔アップで画面始まった時、あまりに顔を近付け過ぎてたので
チュウするかと思ってドキドキした。 ………ごめんなさい。

「タンマ!タンマ!!!」
「なにさ!卑怯だよ、ヘムラー大佐!」
2人とも息が上がりかけながらも、ヘドロの話を聞いて対決を選挙戦に持ち込む事に。
さすがに24時間ガチンコ勝負は疲れるみたいです。次回へ続く。


167.幸福の桃色ハンカチ  (新しい支配者はだれだ?・3)
王家の谷から帰ってきたヘドロ。まだドタバタしてる二人を見て呆れてひとこと。
「そんなに支配者になりたいんだったら、アンタ達立候補すればいいじゃないのさ!
この国の新しい支配者選挙にさ!」
そうか!その手があったか!と2人。選挙に勝つため同じ作戦に行き着いたものの
ステッラの方が一足早く軍曹のもとへ。
というか、台詞がステッラが先でヘムラーが後なので、大佐が復唱してるみたいで
アホさ満点で良いです。なにはともあれ、軍曹にアプローチ開始。
「軍曹さん」
いつもの『ぐーんそう!』呼びではないことにビビる軍曹。
丁重にご親切にお優しく更に殊勝げに優しげに話があると手を引いて連れ出すステッラ。
軍曹の手を自分の胸に押し付けてるように見えるんですけど!!!
「軍曹は?軍曹はどこにいる?」
遅れてやってきたヘムラー。ステッラが先に軍曹を連れ出した事を知ると
「しまった…!先を越されたか!!」と大慌てでアクタレストランへ。

軍曹を味方に付ければ、その他の軍人達も味方になってくれるらしい。
軍人が沢山いる国なので、それを味方にすれば選挙は当選確実。
「あたしに投票するように他の軍人達に言って欲しいの」
割と単刀直入に本題に入るステッラ。
「軍曹さん程の実力者なら…」
「なんてったって、アナタは実力者…!」
更におべっかを使うステッラ。
「ね、軍曹さん…」
食い物で釣る気の上に色仕掛けのコンボかよ!
ヘムラーにもこの手を使えば良かったのに。
余程嫌いか、色仕掛けが今更通じない程今までに何かやってたかの
どっちかだなーはぁはぁ。どっちでもいいよ!
「丁度お昼の時間だし、御馳走させていただくわ(的な事)」
昼飯を奢ろうとするステッラに、いつの間にかやってきたヘムラーが対抗。
軍曹にまでヘッポコ呼ばわりされかけてるのってどうなの。

「レバニラ炒めいっちょう〜!」
「レバニラ炒めに、更にこっちはスープ付きだ〜!(猫なで声/徐々に声荒げ)」
そして、ヘムラーのハンチーフが、ピンクの花柄(っぽい)ってどうなの(萌)
(中略)
奢り戦では、決着は付きそうにも無いぞ!
「こうなったら!ねぇ軍曹さん、………(ひそひそひそ)」
「なんと!ミス・ステッラが支配者になれば内閣を作ってワタシを大臣に!?」
「このバカ!あー、言っちゃった……」
「軍曹!………(ごにょごにょごにょ)」
「なんと!ヘムラー大佐が支配者になった暁には更に五億円!?」
なんかもう、プライドとかないよね二人とも!
「あー、ヤダヤダあんた達ホント汚いよ〜」
と、いつものように花アナ乱入。どこにでも出てくるよ!
「新しい支配者候補!それはプリンプリンちゃん!」
それも違うと思うよ、花のアナウンサー…。マノン様の名前が何故すぐに出ない。
と、軍曹がいきなり「マノン様」だと名前を挙げる。
さすが実力者!案外、できる軍人さんなのかもしれない。
アクタラバートに到着するマノンを迎えるために、さっさと行ってしまう軍曹。
残された二人。簡単に見限られました。

あれやこれやとどんどん頼んで結局誰が食べたのか、勿論スタッフです。


168.ラブラブ★フラッシュ  (新しい支配者はだれだ?・4)
新しい支配者候補にマノンの名前があがり、軍だけでなくおそらく
国中のマノン大歓迎の大人気にしょぼくれてるヘムラーとステッラ。
君らこの部屋から一歩も出てなさそうでドキドキです。
すっと二人だけの密室じゃなくて残念です。(露骨な悔しがり方)
ヘドロが2人を煽るのですが、
「こっちは人気ないし…」
「あっちは人気バツグン…!」
自分達の人望がないことについては、よく自覚してるようです。
もう小細工も無理なら、好感度アップのおまじない(ハート2コ消費)も出来ません。
だからって、このふてくされっぷりはどうだろう!
ヘドロが隕石の在り処を聞くも、
「わたしゃ、知らない!」とかぶっきらぼうに言い放つ始末。
あーあー…大人げないなー。


かくいうマノン様は女のコに戻れてウキウキ。 (次の回からかも)
華やかなドレス姿のマノン様は見ていてうっとり見てるこっちもウキウキなのですが、
軍曹の申し出やお願いを蹴って、責任を放棄するような返事だったのでアレ?と思いました。
確かに前国王の嫡子といって支配者になるのはナンセンスだし、色々複雑な事情あるし、
なにより、マノン様は18歳の女のコです。今までハードに頑張ってきました。
駄目な大人達が一番悪いよね、誰とは言いませんが。(そこで喧嘩してる二人とか)
でも、お兄さんよりしっかりしてて頭の良いコなので、
多分、結局は『代表』になって、しばらく国が落ち着くまで指揮をとって頑張ってそう。
マノン様、がんばれがんばれ!


169.古き良き時代よ、今こそ!  (新しい支配者はだれだ?・5)

「アタシが、支配者になるのよ!」
「いいや、私だ!」
相変わらず暴言吐きつつ殴ったり蹴ったり引っ掻いたり激しいスキンシップ交わし中の二人。
マノン様人気にすっかりスネているみたいです。でも、まだチャンスはあるので
まだ喧嘩してます。………やっぱり見ていてドキドキするっぴ………!(はぁはぁ)
ランカー様の命令で王家の谷に再三行く羽目になるヘドロですが、
この人がいなかったら、もしかするととても大変な展開になってたかもしれない。
大人のプロレス
かもしれない、はぁはぁはぁはぁ!(落ち着いて!!!!!!!)
いい加減にケンカしっぱなしで疲れたのか、二人とも疲れてヘトヘト。
揃って壁に寄りかかって、座り込んで、
肩に頭乗せたよ!寄り添ったよコンチクショウ!!!!!!!
(萌絶頂/だから落ち着いて!!)
先に喧嘩をチラ見した時からひそかに、こういう展開がありうるって、なるって思ってたよ!
そうそう、疲れたら二人で仲良く寝ちゃうのよねーおやくそくなのねー。
もう使い古され過ぎてお約束中のお約束の、だから今ではあまりないような展開が、
このふたりにはよく似合う。起きた時に気まずそうに離れるんだろうな、カワイイ。

ちなみに、寄り添って寝ちゃうのは8分過ぎたあたりです。
何度でも見れるようにチェックだぜ! へへっ、ゆかいなきぶんだぜ。

 

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