てんてーが何処からか続々と額(お手製)に入った原画を何枚か持ってこられました。 わ、わわわ!ほんとのほんとに生原画!すごーい。 画材によってまたなんだか雰囲気が違ったり。 アクタ後編DVDにも入ってたヤツもあったのですが、この時こまかいとこまで じっくり見ることが出来ました。(っていっても原画ある分全部じゃないよ) プリンプリン:手に止まってるのは、実は双頭の小鳥らしいです。 実際に作られて形になってたらどうなってたのかなー…どきどき。 ランカー:腕が十本くらいとか考えたそうで。色んな案が書いてあったので、 そういやと思って『先生としては、何歳くらいのつもりでデザインされたんですか?』って 聞いてみたら、特に考えたことなかったとのお答え。石山先生から指定がない限り 結構適当だったっぽい?けど、悪役を格好良くしよう!と思われて書かれたとか。 だからヘムたんもかっこいいんだな!ニコニコ! ワットさん:眼鏡の形について色々と考えられたそうなのですが、面倒だったので丸に(笑) ヘドロ:これも衣装の案がもうひとつ出てましたが、面倒だったので以下略(だったと思った) ヘンナキブン:相変わらずカッチョイイです。って、あれ?この横に書いてる文字は…… 『木彫りの上にネクタイだけ』!?そうなのか!それでいいのか!!あと、針金って? ネチアーナ伯爵夫人:バストアップのもの。すごい可愛かったです。件のインコたん好きな 女の子がいつ出てきたんですかー?って先生に聞いてて、たまたま側にいた私が更に聞かれました。 わたくし、ネチア編のキャラだから紅白とか早回りとかにしか出てないと思いますとか 言ってしまったのですが、すいません、むっちゃネチアーナ再放送の本編でも出てました。 嘘つきましたゴメンナサイ……。出てたの見てたのに忘れてたよー……。 その他、マンガンキング(これもいい絵だった)やネプチューンの馬に軍曹やアクタ兵士にー… あとアンテーナさん!(なんかカチョイイ)とか。 原画と実際の完成された人形って大幅な変わりがなさそうだったのですが、 モイヤーショックはこの後日なので聞き損ねました。ほんと気になる。 あと、ステンラのしもぶく…ゲフゲフゲフゴフン!!! ヘムの原画はなかったのですが、クロニクルを見た方に頬にキズがあると言う話を 聞いていたので、原画も人形も是非実物見てみたかったなーと。 ……うん、本当に見たかったんだ。(涙声) で、この後自由に美術館内を見て回りました。 といっても、ほとんどプリンプリンの人形達に釘付けというのは内緒です。 さて、テレビ画面じゃ気付かなかったこととか沢山で、改めて友永てんてーの仕事の 細かさに感嘆するばかり。まずインドへ行って素材とか調達、そこから人形作りの制作に 取りかかったそうです。だから、服の生地やらは『もうあるもの』を使ったそうで。 制作に入ってから材料を探しに行ったんじゃ時間がいくらあっても足りないと。 アクセサリーもそっちで買ったものを帰ってから小さく作り直したので、 プリンプリンのティアラはほんとうに銀。今は酸化して黒いけど磨いたらまたピカピカ! ……いったい制作費いくらかかってるんだろう。 てんてーも初めての経験で、テレビうつりがよくわからないので、初期は試行錯誤。 確認しながら人形を作っていったらしいです。あと、国ごとにカラー決めてたとか おっしゃってました。この辺は雑誌とかのインタビュウでもよく載ってる話ですが。 ちなみに、服の模様の細かいストライプものはすごい事になるので使えないらしいです。 テレビにうつる予定のある方はお気をつけて! しかし、こう近くでまじまじと見てると、ほんとに木目の美しさがよく分かります。 木彫りの娘さん達を見て、わたくしあまりの美しさにため息をつきつつ…… 余計な事まで気がついてしまいました。以下、ちょっと下世話な話なので反転でよろしく。 先生の人形、特に女性の人形には体の隆起した部分にそって美しく木目が流れています。 太ももとかお腹とか…そいでもって…胸とか。 で、その、輪のような木目が乳輪っぽく!!(笑) 思わずプリンプリン達を確認してしまう私。ばかばか!何考えてるんだ!!! あった。 ガランさんなんかモロです。ちょっと感動。ステッラもそうなのかな。 ついでにマノンたまは胸あるのかな。そういや前に女子の体してるって教えていただいたなぁ。 てんてーのコダワリに感服しまくった一瞬でした。そ、そんなことで……。 いやいやでも、ほんとすごい美しいので、そんなえろくないよ。 さらにまじまじと人形を眺める私。そういや気にはなってましたが、 先生の人形にはホクロがついてたりしてます。 ステッラにもあるし。実はあのトントンにもあります。 ロボットのトントンにまで!そりゃープリンプリン達が『トントンはロボット』だなんて 聞いて驚くに決まってるよ!だってホクロあるもん!!ロボットにホクロ付いてるなんて…… てんてーの人形には付いてるじゃない!(ロボ違うけど) まぁ、とにかく、えらい人間味が ありますよ。折角だから、友永先生になんでですかって聞いてみました。 「あ、それはね、僕にホクロがあるからですよ」 ……そ、そうだったのか!!!!…………妙に納得したような(笑) で、そのトントンは衣装が元々テカテカする素材だったので、 かなり状態が悪くなってました…しょんぼり。うう、うう…。 何故か左耳を負傷してます。なんで欠けちゃったんだろ? なんか髪の1本1本が丁寧に貼付けてあって妙に感動しました。 テレビではプリンプリンと同じ髪質かと思ってたけど違うみたい。 (本気で2人は兄妹だと思ってたんですよう…) 意外といえば、色々意外だったウイリー人形。 色々と男らしいやらセクシーやらキュートでした。 まず、赤い耳飾り。アレはリンゴでした。ただの丸っこいのかと思ったー。 あと、素足。妙に大地を踏み締めるようにグワッシと!!!足の指先が逞しいです。 ウイリーたんはケントッキーを踏み締めているのですね、ここが俺たちの祖国だ!もえ。 やたらと服がチラリズムなのもポイントです。なんでそんな服なんですか。 胸のペンダントもキラリ輝き…細工はボロボロなんですけど、なんか打ち付けてあるなぁ、 鎖もブラブラで……あ!!!!片腕がブラリと下がって……長い年月って残酷ですね。 そんな年月にも負けず、素晴らしい状態を保ってるブリカ殿下にはみんなもえもえでした! 特にきよすくさんは萌えちぎり。すごかったです。良かったね!良かったね! ブリカの耳飾りは凝っててギザギザな球体でした。カッコイイ。 あと剣は抜ける模様。カッコイイ。衣装もすごい凝ってる。カッコイイ。 蝶々の飾りがまたカッコイイ、パピヨン!背中はパックリ開いててセクシーですよカッコイイ。 なんかカッコイイだらけなんですが。これで合ってるんですか?やたら褒めちぎってて わたしもブリカ萌えの人みたいですよ。それにしても、殿下二人並んでるの見たかったなー… 素材的にドオンの髪が爆発してそうな気がしないでもないですが。 あと、私はよく知らないのですが、ボンチュンの髪とヒゲが生える前の人形とかいました。 魔女もカッコイイし、ほんとドオンブリカは私にとっては未だに霧に包まれた謎の国です。 はぁはぁ、ドオンブリカもDVD出して下さい、えらいひと………!(切実) そういや、魔女についてる食べかけのリンゴは白雪姫の毒リンゴなんだそうです。 あと、エデンの禁断の果実。……ウイリーの林檎はどういう意味なんだろう気になる。 リンゴと鯉は先生のお気に入りのモチーフみたいです。 そいでもってそいでもって、ルチ将軍とか小姓ちゃんなのですが! ルチたんでかいです、頭。やっぱりでかいです。みづゑにも載ってたけど、 真夏の夜の夢の人形が元ネタだそうです。ていうか、ぶっちゃけオベロン王です。 ルチたんは妖精なのか…そうか妖精王か。ははぁ。 で、こんなに頭でかいからすごい重いのかと思ったら、空洞になってる部分もあって 見た目よりは軽いそうです。でも、やっぱ重そうだよ……。人形操作の人すごいなぁ。 あ、三ツ星の真ん中がなくなってる!!これではヘムより階級が下ではありませんかーもえ。 えーっと……これは間近で見るまで気付きようがないと思ったのですが、 小姓ちゃんのあの糸目、実は眼球がありました!すごい、びっくり大発見! 目が細くてただ彫ってるだけだろうなーと思ってたのですが、こまかいです。 ガラキンにも眼球がありました。……ガラキンのはちょっと恐かったです。 オサゲについては、スミレさんが詳しくレポると思われるので割愛。 よろしく頼むよ!というか、スミレさんに頼りっぱなしにしてました。えへ。 でも、ほんとオサゲを愛でていたよ舐めるように見ていたよ。嬉しそうだなぁ。 きよすくさんはやっぱりブリカにはぁはぁ。 これって、性格出るよなーとか思いながら、アクタ大好きのスミさんを見ると 何故か女の子と一緒に歌ってたりしてました。あと、鯉の鑑賞も。 わたしは、なんだっけ。まぁいいや。あ、ヒミコ(すごく綺麗な人形)を見つけて喜んでました。 ロフトみたいなところで下を見下ろしてて格好良かったです。 あと、ボンボンだいすきスミレさんがてんてーに質問してました。 川口新展示のあのボンボンは何者ですか、と。 あれもボンボンに間違いないんだそうです。初期形? あと川口アーカイブスのハートの木とかは全部先生が作ったそうで。 なんだか嬉しそうに言うてんてー、もえます。惚れろと言わんばかりです。惚れる。 で、まぁ人形鑑賞中にもちょっとした質問とかみんなしてたりしたんですが。 私も、ここぞとばかりにヘムラーを見た時の感動とか友永先生に語ってしまいました。 この恥知らずが!あ、でも、本当にお鼻ピクピク感動したんだよ! 目で語るかわりに鼻でものを語る発想が凄いとか兎に角褒めちぎりました(迷惑かからない程度に) すると、先生があの鼻ピクピクのギミックについて教えてくださりました。 どうやら表からは見えないところに棒が差し込んであって、 そこからゴムの伸び(と、戻り)を利用して、あの鼻は動いてたそうです。 が、ゴムの仕掛けなので、ウィリーの腕然りカセイジンの耳然り、 25年経った今ではゴムがすっかり伸びきって、ゴムの交換をしない限りは動かないそうです。 ゴムは特に伸びやすいからなー……うちのディスクシステムもゴムベルトの取りかえしたい。 ツインファミコンだからメーカーに修理頼めないんだよなー、どうでもいいけど。 そいでもって、広島で行われる友永詔三展にはヘムラーは行くよと教えていただきました。 行きます絶対行きます!と私ウキウキで宣言。チラシがうつったFAX用紙を見ながら、 『ここの美術館の人の念願でねー、ようやく実現したらしいよ』と先生。 やっぱりプリンプリンのファンなんだそうです。わー、これからきっとどんどんそういう人が 企画を実現してくださるに違いない!前途は明るいかもしれない! ……余談ですが、先日の電話の応対(9/25)もこの方にしてほしかったです。 ぬか喜びしたりぬか悲しんだり一日忙しかった。というか、落ち着けわたし。 あと、個人的に地元の話をしました。うちの地元NHK放送局に面白いやり手の 女ディレクターさんがいるとかなんとか。ちょっとお知り合いだそうです。 今度アーカイブス行った時とか偶然お見かけする機会もあるかもしれません。 見ればすぐ分かるよっておっしゃってたけど…いつかが楽しみです。 とまぁ、満喫しまくったところで、ようやく帰ることに。 タクシーを呼ぶために行きの時にゲットしたチラシを見て電話をかけようとする クールで知的なきよすくさん。さすがです。しかし、なんと携帯の圏外だったので、 奥様にタクシーを呼んでいただきました。帰る前に、私は作品集な本を購入。 ラッキーなことにサインしていただいたり。帰ってから本を広げてはニヤニヤする私。 はぁはぁ…先生のお家のにおいがする…!木の良い匂いがするのです。 ご当地でゲットならではの特典ですねーいいにおいーーー! 先生と奥様にお礼を言ってお別れする私たち。 本当にすごく楽しいひとときでした。 また行きたいなぁ、ヘムが展示されてる時に(笑) みんなも行こう!深沢小さな美術館!!! そそうはしないようにね!(笑/でも、とっても重要だよ!) ア、しまった!ヘムとステンラがなんで耳尖ってるのか聞き忘れた! (またそんなことばかり!) ちなみに、結局このあとどうしたかと言うと、みんなでご飯食べたり カラオケボックスで歌も歌わず延々と絵を描きあいこしたりしました。 嬉しそうに、いただきもの公開 → コチラ とても素敵な夏休みでした、おわり。 戻 |